「数の概念」が育つ順序はこんなだったの!子どもにとって捉えにくい「数の概念」の育ち方

数の概念の順序
Pocket

1週間で勝手に勉強する子供に変わる
楽しい家庭学習法を実践中♬
さんすう大好き
親勉インストラクターのあみたにちえこです。

 

子どもの中に
「数の概念」がどのように育っていくか
順にみていきましょう。

「数の概念」が育つ順序

1. 数唱「1、2、3、・・・」と数を唱える

2. 大きい・小さい・同じ
(数の順序を知る)

3. 1対1対応
(数は同じ?どちらが多い?を比べる)

4. 数の等分
(分数につながる)

5. 1対多対応
(掛け算の考え方につながる)

子どもと数字

1. 数唱

数を意識した声かけは、0歳からはじめましょう。

 

家庭の会話の中で
お母さんが意識をすることで
簡単に覚えていきますので
意識して声かけしてみて下さい。

 

まずは数唱ということで
数の言葉を覚えてもらうという気持ちで
呪文のように(楽しく)唱えましょう♪

おやつのボーロ
階段
ブランコ

なんなら歩数とかも数えれますね。

 

NHKの「かぞえ天狗」さん並みに
楽しく数が数えられるといいですね。

 

おすすめ数唱方法!

子どもって自分の画像見るの大好きですよね。

ですので
数唱している動画を利用します。

 

携帯カメラで動画を撮影

 

例えば
子どもがブランコに乗っている姿を動画にとりながら
揺らして数を数えます。

 

そんな動画をいくつか撮っておいて
子どもがご機嫌ナナメな時は
自分の動画を見て
ご機嫌になってもらいましょう!

 

お母さんの数唱の声がもれなく付いているので
何度も聞いているうちに
数唱が身についてしまいますよ。

 

我が家の娘たちは
これにハマってくれて
子ども自ら何度もリピートして見ているうちに
言葉の出始めで
数唱はできるようになっていました♪

2. 大きい・小さい・同じ

2歳〜3歳くらいになると
大小の比較ができるようになります。

そうしてたくさんの経験から
「量」に関する言葉を獲得していきます。

〜より大きい
〜より小さい
おんなじ、おんなじ

普段の生活の中で
「お〜〜きい」
「ちぃっちゃい」
「おんなじおんなじ」
お母さんがオーバーリアクションで
やっていると
子どもも真似して
いつの間にか意味も理解していきます。

 

さらに発展して

〜より多い(少ない)
長い(短い)
高い(低い)
広い(狭い)
重い(軽い)
厚い(薄い)

 

日々の生活の中で
量に対するイメージを
体験に基づいて広げていくのが
大事です。

 

特に体積は、1つ2つと数えられませんよね。
コップに何ml入っているか、
水位を見比べて比較させましょう。

 

計量カップの使い方も参考にしてください。

 

3. 1対1対応

数というのは抽象的でつかみにくいものです。

「3」といわれて子どもたちは
頭の中で何をイメージすればよいでしょう。

 

リンゴや犬といった
具体的なものを思い浮かべていては
混乱してしまいます。

 

ですので、具体的なものの代表として
「タイル」を使います。

 

かずってなんだ?

「さんすうだいすき③ かずってなんだ?①」
遠山啓著
日本図書センター

こちらの本は
1対1対応の取り組みに
とてもおススメです。

 

動物とタイルを対応させて
0から5までの数を扱っています。
見開きで
数探しなどの質問が載っており
絵も可愛くてお気に入りです。

 

1対1対応は数の基本です。

 

そして5までの数は
人間「パッと見て」判断できるものです。

いろんな数を見せて
動物でもタイルでも
数を判断できるようにしましょう。

 

4. 数の等分

数の等分は
ある塊を等分に分けることです。

半分(2分の1)、4等分(4分の1)など。

丸を見たら等分(分数)
とお母さんは覚えておいてください!

おやつのホットケーキ

ホットケーキ
ピザ
ケーキ

丸は、分数の語りかけの宝庫です♪
数の等分は分数の基礎です。
日頃から「分ける」感覚をつけておくと
約分の意味も自然と理解が出来る様になります。

(参考)「3歳児が約分をホットケーキで理解しちゃった?!親勉流おやつのあげ方

 

5. 1対多対応

1対多対応は、掛け算の考え方につながります。

「足し算・引き算」から
一歩新しい算数の世界に踏み出した感じです。

うさぎうさぎうさぎ

 

うさぎの耳は2本
うさぎが三匹いたら耳の数は?

2の塊が3つあるから
2×3

つまり
(1あたりの数)×(いくつ分)=全体の数

 

順番に育てていこう「数の概念」

幼児期の数の概念作りは
生活の中での体験が一番です。

それには日頃のお母さんの声かけ
接し方次第!

でも
数字を見ながら
数唱をして
数を理解したと
勘違いしてしまいがち!!

 

数唱ができることで
子どもが「数の概念」を理解しているだろうと
先走って学習を進めてしまうと
数や式を暗記することにつながり
数学の楽しさを感じることができません。

 

焦らずここはゆっくり
小さい時からイメージと
数の体験をたくさん経験し
算数のセンスを養ってほしいです。

大事な概念を理解する期間
楽しい「数の世界」を子どもに開いてあげてください。